骨密度
骨密度検査について
検査概要
骨密度とは、骨の中に含まれるミネラル量のことであり、骨のミネラルとは主にカルシウムのことです。
カルシウムが少なくなると、骨がもろくなり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病気になり、骨折しやすくなります。
現在、高齢化の進む日本では増加傾向にあり、総人口の10%の約1,300万人が骨粗しょう症と言われています。
骨折しやすい部位として、腰椎や大腿骨頚部などが挙げられますが、当院では、骨折しやすい部分の骨密度を測定することができ、測定値の正確さと再現性の良さを特徴としたDEXA法と呼ばれる測定方法にて測定を行ないますので、骨粗鬆症の予防や早期発見への役割を果たしています。DEXA法とは二種類のX線を照射し、骨がどのくらいX線を減弱させたかを測定する方法で、他の検査法よりも、再現性の点で優れています。
検査中は痛みを伴いませんので、体の力を抜いてリラックスしてください。
ベットに仰向けに寝て頂き、検査時間は約10分~15分です。より正確な情報を得るため、検査中は体を動かさないようにしてください。



検査時の注意事項
- 骨密度検査を行う際に、撮影部位にある金属類、湿布等は検査の妨げとなる為、外してください。
- 検査着に着替えていただく場合があります。
- 妊娠中または妊娠の可能性のある方は、必ず検査前に医師・担当技師にお知らせください。
- 撮影部位に体内金属がある場合は、担当医・担当技師にお知らせください。
- バリウム検査、造影検査を行った後は骨密度検査を行えない場合があります。










